障碍者就労支援施設に働く人々のグループホームにおける防災・減災対策と備品寄贈

ロータリー財団地区補助金事業

高知中央ロータリークラブ

社会奉仕委員会

委員長 横山 文人

南海トラフを震源とする南海地震は、これまでおよそ100年から150年の間隔で繰り返し発生、高知県は何度も大きな被害を受けてきました。さらに今度は東海地震、東南海地震と連動する可能性も示唆されております。過去の昭和南海地震からはすでに69年が経過し、国から示された南海トラフ地震の発生確率は、今後30年以内で70%程度と言われており、喫緊の課題として国・県・民間あげて防災・減災の対策が進められております。我がクラブとしても、この南海トラフ大地震において一番の被害者となり得る社会的弱者の障碍者に対し、何か防災減災対策となる奉仕活動をという北岡会長の強い思いからこの地区補助金事業を計画・実施いたしました。

 実施日の平成27年2月22日(日)は、あいにくの雨模様の天気でしたが17名の会員の参加を得て、午前中はいの町にある「共同生活援助・短期入所事業所 ら・ら・ら」にてホーム玄関、ロビーのガラス扉及び入居者各部屋のガラス窓の古くなった飛散防止フィルムの張替をしました。なかなか思うように剥げず、四苦八苦する会員の様子も見えましたが何とか剥し終えました。さすがに張り替えは技術を要するためプロの手を借りました。続いて施設利用者がより安全に生活できるよう冷蔵庫等の家具備品に転倒防止ストッパーを取り付け、北岡会長より入居者の皆さんに非常用持ち出し避難袋を寄贈、少しでも安心して生活できることを願い午前の奉仕は終了しました。

 午後は有識者高知県生涯保健福祉課の平石雅孝氏、大方誠心園の酒井晴夫氏を講師に招き、ホーム職員と会員に向けて先駆的な事例や取り組みを防災講習として行い、有事の際の知識や備えの向上を図りました。本年度高知中央ロータリークラブの卓話「防災シリーズ」(県・市・消防関係含め10回)とも相俟って会員の防災意識の向上にも寄与しました。

 この奉仕活動の様子は地元テレビ局1社が夕方のニュースで、また地元新聞でも取り上げていただき、多くの方々に紹介することが出来ました。

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